山道で迷子になったときの脱出法!
山道で迷子になったときの脱出法を知っていると安心ですね。
すでに経験した人は、どうしようか焦ったのではないでしょうか?
いくら携帯電話がある時代といっても、電波が届かない事だって
ありますし…
山道で迷子になったときの脱出法として、一番重要な事は方角
を正確に知ることです。
まずは、そんな時に「アナログの腕時計」を使って方角を知ること
が出来るんです。
(あくまで太陽が出ていないと実行できませんが…)
具体的に話しますと、日時計の応用版みたいなものです。
例えば、正午つまり12時ジャストだった場合、時計の長針と短針
がちょうど12時で重なっているとき、その時計の針を太陽の方角
に向ける。
その方向が南になります。 ⇒ コレは単純!
では午後4時だった場合、短針(数字の4を指している)を太陽の
方角に合わせて、その短針と長針(12時を指している)の中間、
つまり2時の方角が南ということになります。
文章だけだと分かりづらいでしょうけど、実際に天気の良い日に
試してみていただけると理解できると思います。
次に、山道で迷子になったときの脱出法として、今回は地図を
持っているが磁石は持っていないと仮定します。
さて、皆さんならどうしますか?
「木の切り株」を見てみましょう!
年輪がどちらかに偏っているはずです。
年輪がつまっている、つまり幅の狭い方が「北」です。
南の方の幹は成長が早く、北の方の幹は成長が遅いので年輪
が偏っちゃうんですよね〜
とにかく、まずは地図上での現在地を確認してみましょう。
方角や地形、地名、大きな建物や目印など、ヒントになるものは
必ず周囲にあるはずです。
山道で迷子になったときの脱出法として、よく聞く話しは「沢」を
見つけたらそれに沿って下山する方法ですけど、そういう場合は
逆に尾根(おねとは、谷と谷に挟まれた山地の一番高い部分の
連なりの事)を目指して登ります。
※ 迷ったら上に逃げろ!が原則です。
尾根まで上がる途中か尾根で、たいていは登山道に行きあえる
ものです。 たとえ登山道に行きあえなくても、尾根まで上がる事
ができれば周囲の地形を見回して自分の位置を確認する事もで
きますので。
また、尾根では携帯電話が使えることもありますから。。。
もし携帯電話が使えたら、早めに自宅や知人に連絡をとり、状況
を説明して、一時も早くトラブルから抜け出せるよう手配します。
しつこいようですが、山道で迷子になったときの脱出法としては
不明な道を下りつづけるのは事故の原因ということです。
たいていは最後には沢に出て、滝などで道が行き詰まるケース
が多いものです。 そして強引に突き進むと、転落事故など命に
かかわる状況に陥りますので注意しましょう。
あとは時の運、その人の生命力次第じゃないでしょうか。
お役に立ちましたか? ご健闘をお祈りします。